雪を見ては。

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連日の降雪。
鳥取ってこんなに雪深い土地だったのか。
25年住んでみて再認識させられているところ。
去冬、今冬と考えればこれから雪が多いシーズンは続きそう。

北海道生まれなので、
雪を見ては、子供の頃の記憶を思い出す。
友達の家までの道すがら、
空を見上げた風景。
「あーーーー」と声をだすと、
次々に口の中に雪が舞い込んでくる。
雪の温度や味。
五感で感じたものというのは、何時まで経っても忘れないようです。
友人宅で頂いた温かいミロが美味しくって、
家に帰ってからも飲みたいとせがんだものです。

時は過ぎて、中年となったいつかの少年は、
連日の雪かきに腰が痛いやら、風邪を引くやらで、
経年劣化と健康第一の現実に向かい合うわけです。
健康とは、なんとありがたいことやら。

年を重ねて、思考の(嗜好の)変化も多くなってきて、
いろいろと我侭を言いたいと思うようになってきた。

聞けば、人生の終焉間際に、
人々が思うことは、
「もっと自分らしく生きればよかった」ということらしい。

我侭と自分らしく。
この違いや如何に。

鳥取の空を見上げてみたら、
思ったよりも広くて、少しだけ柔らかい気持ちになれた。

さて、将棋しよう。



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