松本復興相が辞任した。
辞任の一番の原因は何だったのか。
発言の内容か。
態度なのか。
メディアではそのような部分を取り上げているようだけど、
僕はちょっと違うように思っている。
「トップダウン時代の終焉」
なのではないか、と。
報道を見るにつけ、
俺についてこい的なリーダーというものは、
既に活躍の場を失しているのだと気付かされる。
昨今、我々が直面しているような命題は、
独断指揮下での状況判断で解決できるような単純なものは少ないのだ。
東北の復興などは言うまでもない。
ところが、僕の違和感というのはここに収まらない。
松本前復興相というのは、相手にしたら面倒な奴だけど、
味方であれば、案外良い人かもしれないなと思うのだ。
教師の中にも、
部活の先輩にも、
町内会の中にも、
親戚のおっちゃんにも、
こんなタイプの人間っていたよな。
決まって、最初はとっつきにくいのだけれど、
打ち解ければ親身になってくれて・・・なんて。
昭和時代の浄瑠璃じゃないけれど。
でもだけど。
トップダウン時代は終焉なのだ。
トップダウン社会は、人を育てない。
トップダウンは自己判断させない。
トップダウンは責任感を育てない。
僕は変革の世代なのかと使命を感じつつ。
傘の下でぬくぬくと子分キャラでいるのも良くないなと。
そんなことを考える今日この頃でした。
まとまらないけど。時間がないからこのへんで。