第84期棋聖戦五番勝負

久しぶりに将棋の話で。先日終わりを迎えた第84期棋聖戦五番勝負。

羽生三冠 vs 渡辺三冠という屈指のゴールデンカードとなりました。

「羽生強し。」

感想なんて、それくらいしか出てこない。

そんな棋戦でした。

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老いて益々盛ん。経験値の差なのかもしれませんが、ますます強く、渡辺竜王ですら歯が立たない。そんな4局。

結果は羽生の3勝1敗ですが、実際には4勝といっても過言ではないわけで。

第3局はウッカリの末の逆転でしたから。

 

渡辺竜王は怒涛の快進撃を見せた冬に比べると、この春の調子はあまり良くないように見受けられましたが、羽生三冠とて名人戦で森内名人にコテンパンにされたわけで、良い勝負になるのでは?なんて思っていしたが、まさに見当違いでした。第4局なんてボコボコのタコ殴り状態ですからね。

 

渡辺ファンの自分としてはなんとも歯がゆい棋戦となりましたが、今秋からの鬼の竜王を期待したいところです。

 

羽生三冠の渡辺竜王対策としては「ありそうで無い居面からの先行逃げ切り」で一貫していると思います。

先のNHK杯戦でもそうでしたが、通いなれた道の定跡勝負というよりは、序盤の工夫で力戦調に持ち込むことで勝ちを呼び込んでいるように思います。角交換振り飛車の採用や端歩の突込しなど、ある意味ベタなところですが、これが煩く強い。

特に早指しや1日制の棋戦ではこの作戦はドハマりしているわけで、こういうあるいみ雑多な状況に対応していけるのはベテランならではの経験値を活かした指し回しなのだなぁと思いました。

 

それにしても、渡辺竜王は今後も後手番横歩取りの採用を続けるのか? ここは個人的にも注目しているところです。

 

同時進行中の王位戦は行方挑戦者に期待しています!

 



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